5月9日(水)、武蔵野公会堂ホールにおきまして東京医療関連労働組合協議会の主催で「看護の日」イベントが実施され、衛生局支部は病院支部とともに参加しました。(全体参加者250名)

当日は、午前中に「働くルールと看護労働」と題して、弁護士の島田 度さんの講演を聞きました。島田弁護士さんは、2012年に北海道のKKR札幌医療センターに勤務していた看護師の「杉本 綾さん」が過労死自殺した問題で労災認定裁判を争っている担当弁護士さんです。杉本さんは過労死ラインを超える月80時間以上の荷重労働を行っていたにもかかわらず、労働基準監督署は月100時間以上と言う基準に満たないとの理由から労災不支給という決定を下しました。遺族の方はこの決定を不服として、札幌地裁に決定取消しを求めて裁判を起こし、現在も争われています。

この裁判は、看護師職場の荷重労働実態と過酷な労働環境であることを全国に知らしめた、とても注目されている裁判です。ぜひ、看護師の労働環境改善に向けた闘いでもある本裁判への支援と応援をお願いします。

午後からは「吉祥寺駅」までデモ行進をして、駅頭での署名活動なども行いました。

参加した皆さんお疲れ様でした。そして、次回の参加者お待ちしていま~す!